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「銘仙図鑑」について [銘仙図鑑]

「銘仙図鑑」は、主に私(三橋順子)と友人YUKOが所蔵する銘仙コレクションを紹介するものです。

銘仙は、先染(糸の段階で染める)、平織(経糸と緯糸の直交組織)の絹織物で、大正時代から昭和戦前期に、女性の衣料として大流行しました。

銘仙の生産は、昭和40年(1965)頃にほぼ終わりましたが、その華やかな色彩と大胆なデザインは、今も熱烈なファンを持っている着物です。

「銘仙図鑑」では、単にその色柄を紹介するだけでなく、2つのポイントに留意しています。
1つ目は、着物が着る物であることを忘れないように、可能な限り着姿を載せること。
2つ目は、不十分ではあるものの、生産地と制作年代の推定を記すこと。

私の産地・年代推定は、実際に銘仙の生産に携わった方や、銘仙コレクターの方に教えていただいたことに加えて、若干の技術史的な知識に基づいています。

ただ、銘仙があまりにも多種多様、かつ生産量が膨大であり、その一方で年代・産地が明確な製品が保存されていることが少なく、推定の根拠となる基準作例が乏しいのが実情で、正確な産地&年代推定はきわめて困難です。

私の推定も、確度にはまったく自信がありません。
産地・年代の「?」は「…かな?」、「??」は「…かもしれない」くらいのニュアンスでとご理解ください。

「銘仙図鑑」の目標は「めざせ銘仙100枚!」なのですが、銘仙ならなんでも・・・、というわけではなく、織物として、服飾デザインとしてある程度のレベルを維持し、さらに私たち(YUKOと私)のポリシーとして着姿を重視するということになると、なかなか選定が大変です。

そのため、50~60点くらいまでは、私たちのコレクションで行けそうですが、足りない部分は、銘仙愛好家の友人のご協力をいただかないと・・・。
すでに何点か掲載させていただいていますが、今後も掲載のお願いをすると思いますので、その折にはよろしくお願いいたします。

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