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銘仙図鑑(31) 葡萄色に丸に橘の銘仙(羽織) [銘仙図鑑]

銘仙図鑑(31) 葡萄色に丸に橘の銘仙(羽織)
銘仙31-1.JPG
【番号】 031
【名称】 葡萄色に丸に橘の銘仙(羽織)
【色柄】 葡萄色に明暗の鼠色と暗黄色で丸に橘の模様と枝を織り出す。
     丸の大きさは大小2種類で、中の橘の柄も少し異なる。
     枝は暗黄色で複雑に交差する。
     織はとても緻密だが、滑り感はあまりなく、単純な平織ではない変わり織か。
     織ずれはほとんどない。
【技法】 変わり織、併用絣。
【産地推定】 伊勢崎(群馬県)??
【年代推定】 昭和30年代(1955~1964)??
【所蔵者】  YUKO
銘仙31-3.JPG
↑ 大きい方の丸に橘模様。
銘仙31-2.JPG
↑ 小さい方の丸に橘模様。
銘仙31-4.JPG
↑ 強拡大すると、織の組織が平織とは異なるのがわかるのだが・・・。

【着装】
銘仙31-5.jpg
↑ 丸に橘という日本の伝統的な意匠でありながら、枝のデザインがアールデコ的でかなり斬新な印象がある。
銘仙31-6.jpg
↑ 葡萄色の中での明鼠色の輪がよく目立つ。
(モデル&コーディネート:YUKO)

【関連リンク】
着装の着物は「銘仙図鑑(30)」
http://junko-kimono.blog.so-net.ne.jp/2013-01-14
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