SSブログ

銘仙図鑑(21) 椿の銘仙(羽織) [銘仙図鑑]

銘仙図鑑(21) 椿の銘仙(羽織)
銘仙21‐1 (2).jpg
【番号】 021
【名称】 椿の銘仙(羽織)
【色柄】 赤、黄、白で図案化された大きな椿の花を織りだす。花芯は緑青。
     地は青緑を太い黒線で区切りその中に斜線を入れる。
     花には部分的に「霞」をかける。
     全体に光沢感があり、織りは緻密である。
     図案化、織りの精度とも技術レベルはかなり高い。      
【技法】 平織、経糸捺染、解し織り、部分併用絣。
【産地推定】 伊勢崎(群馬県)?
【年代推定】 昭和9~11年頃(1934~1936)?
【所蔵者】  sakura
銘仙21‐2 (2).jpg
↑ 部分的に白い緯糸を入れる部分併用絣(半併用絣)の技法
銘仙21‐3 (2).jpg
↑ 織りの精度の高さがわかる。

【着装】
銘仙21‐4 (2).jpg
↑ 大きな花の髪飾りと比較すると、椿の花の大きさがよくわかる。
長羽織の背中に4輪だけの大胆な柄付け(着物は、銘仙図鑑22で紹介)。
(モデル&コーディネート:sakura)

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。