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銘仙図鑑(スペシャル2) 多色枡目の地に薔薇の銘仙 [銘仙図鑑]

銘仙図鑑(スペシャル2) 多色枡目の地に薔薇の銘仙
銘仙S2-1.JPG
【番号】 S002
【名称】 多色枡目の地に薔薇の銘仙
【色柄】 多色使いの枡目模様の地に大輪の薔薇の花を織り出す。
     薔薇は黒とピンクの2パターン。
     地の枡目は赤・藍・緑・黄色・褐色の5色をそれぞれ濃淡3段階、合計15色ほどを織り出す。 
     同色の升目は斜めに連なる。
     経糸と緯糸の両方に捺染し、その交差によって模様をくっきり織り出す伊勢崎得意の併用絣の技法。
     多色を使いながら幾何学性を残す地色のデザイン、精度の高い薔薇の表現、ともに昭和初期、伊勢崎銘仙全盛期の芸術性と技術の高さを示す作品。
【技法】 平織、経糸・緯糸捺染、併用絣。
【産地推定】 伊勢崎(群馬県)
【年代推定】 昭和初期
【所蔵者】  伊勢崎市
銘仙S2-2.JPG
↑ 地に使われている色との「喧嘩」を避けて、あえて墨色で薔薇を織り出している。
銘仙S2-3.JPG
↑ 墨色の薔薇だけ見ると、シックなのだが・・・。

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